私はチタンの印鑑を利用していますが、印鑑と言えば高級素材として、昔から象牙を使って作る人が多いです。
日本では印鑑を多用する社会なので、過去に象牙の輸入が規制されるまでは、日本が一番多く輸入していた歴史があります。
象牙は高級感もあって加工もしやすく、朱肉の馴染みも優れており、まさに印鑑の素材としては文句の無い素材でした。
現在では象牙にこだわる理由は無い
wikipediaの象牙の項目には以下の内容が紹介されています。
ラクト材-近年では、象牙と全く同じ質感のある素材をカゼイン蛋白と酸化チタン粉末から作ることが可能で、市場で安価に出回っている象牙風の彫刻はたいていこれである。
wikipedia 象牙の項目より
現代の技術があれば、象牙に近い質感を再現することも可能となっており、それならわざわざ生き物の牙を使う必要はありません。
そして何より象牙に関しては、密猟の存在があります。
象牙は販売終了のところも増えつつある
今でもネットのニュースになることがありますが、象牙で金儲けするために、ゾウが殺される密猟の記事を何度かネットで見ました。
立派な牙を持っていたゾウが、人間の私利私欲のために殺されて、立派な牙が剥ぎ取られているような状況があるにも関わらず、なぜ象牙が必要なのか?はずっと疑問に思っていました。
私がこのサイトを作った2015年以降も状況は変わっており、楽天では2017年に象牙の取り扱いを禁止するなど自主規制も始まっています。
私が購入したサイト株式会社ハンコヤドットコム(R)では、象牙の印鑑の販売を終了したと書いてあるように、徐々にですが象牙の取り扱いは減りつつあります。
今後も価値が高まっていくチタン製の印鑑
私自身も象牙は将来的に無くなっていくだろう予想していましたが、大手のチェーン店でも象牙の取り扱いを止めると自主規制も多くなっています。
そういう状況であれば、チタン製の印鑑の価値は高まっていきます。
象牙とは違ってチタンの印鑑であれば、密猟を心配する必要はありませんし、耐久性に関してはチタンの方が上です。
実際郵便局の窓口でチタンの印鑑を使おうとしたときに、郵便局の窓口の人に「立派な印鑑ですねー!」と褒められました。
私は象牙ではなく、チタンで印鑑を作ってよかったと思います
せっかくなら将来ずっと使える印鑑を作ろうと考えているのであれば、是非チタン製の印鑑を候補に入れてみて下さい。